ケロヨンクラブって、すごいいいネーミングだと思うわけですよ。
だって、やってることオウムまんまなのに、ケロヨンクラブですよ? 50度のお湯を体にかけたり、竹刀でしこたま殴りつけたりしてカルマを落としていく、という宗教団体の名称が、ケロヨンクラブ。
ケッロヨ~ン、ですよ。なんでケロヨンなんだろうか? ケロンパと関係があるのか? ケムンパスが好きなのか?
今試しに「ケッロヨーン」でググってみた。
そしたら何だかんだリンクたどってケロヨンについて超細かく解説しているページを発見。
この解説ページによると…
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『木馬座アワー/カエルのぼうけん』<1966(昭和41)年11月21日~1970(昭和45)年3月28日の期間、日本テレビ系列全国21局ネットで、毎週月曜~土曜日のAM11時~AM11時20分(同日朝の再放送・夕方5時30分~5時50分)に1週間に6回の帯番組>カエルの「ケロヨン」が主人公の『木馬座アワー/カエルのぼうけん』と言う子供ぬいぐるみ人形による人気バラエティ番組
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だそうです。
今回ケロヨンクラブで死亡した女性が36歳なわけで、1970年の幼児向け番組の人気キャラを冠した団体名としたということは、36歳にとってはギリギリなジェネレーションの団体ということになるだろう。だって70年って2歳だもんね。2歳の頃どんなキャラが好きだったかなんて覚えてないでしょ? きっとケロヨンなんてこの死んだ女性は覚えてないはずだよ。
もっと言えばこの女性が「ケッロヨーン」や「バッハハーイ」をリアルタイムに見て、それを覚えているとは思えない……のだが、なぜか僕はその言葉だけは知ってた。なぜ知っているのかは果てしなく謎だが、知っているのだから仕方ない。
まぁつまり25の俺が知ってるぐらいにメジャーな「ケッロヨーン」に釣られて、この女性は過酷な修行してしまったというわけだ。なんとかわいそうな女性だ。
しかも皮肉なことに「バッハハーイ」とは行かなかったというのだ! なんという人生の皮肉! そして歴史の皮肉! ニヒリズムの境地だとすら思う。
我ながらうまくまとめたなぁ(´∀`)
そしてたかだかケロヨンクラブっていう名前だけでここまで話を膨らませる俺はどうなんだろうと思った。
ちなみに紀藤弁護士のオウム情報っていうHPにはすでに結構昔から「ケロヨンクラブ」情報は載っていた模様。さらにいうと、ケロヨンクラブはかなりオウムグループの中では過激なグループとしてマスコミからもチェックされていた模様。
スポニチによると
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東京都練馬区のグループは麻原被告の教義の「原点に返る」という目標から「ケロヨンクラブ」と呼ばれ、最も過激なグループ。公安当局には、実際に奪還テロを計画していたとの情報も寄せられており、東京・小管の東京拘置所から地裁までの道のりは緊張感に包まれた。
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とのこと。かなり過激だ。
まさに護送車から麻原を連れて「バッハハーイ」するつもりだったと言うわけだ。名は体を現す。
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