3 密 |
コロナ対策で自粛しまくり
まったくもって上を下への大騒ぎですなぁ。
新型コロナウイルスが蔓延してからというもの、世間は大きく変わってしまいまして。
海外においては都市封鎖されたり、外出時に厳しい規制や監視が行われたり。
日本においても 4 月 7 日に緊急事態宣言が行われて以降、居酒屋も休業、飲食店もテイクアウトのみ、公園ですら遊具は立入禁止。
いわゆる「にぎわい施設」は、おしなべて自粛、自粛、自粛……。
通勤すら自粛。テレワークがトレンドに。
もはや生活様式が根底から覆されるような衝撃よね。
どこもかしこも今までの常識が通用しない世界だもん。
でも完全なるパンデミックだからね。
みんなで一斉に肺炎になって医療崩壊おこしてみんなで死ぬのが見えてるわけだから、こうするしかないよね、現状では。
いつまでもこのままは無理
たださ、自粛せざるを得ない状況なのはわかるけども、いつまでもこのままというのは無理でしょ。
このまま自粛を続けていたら小売店はみんな死ぬじゃん? それに外出しなかったら旅行産業もみんな死ぬじゃん。それに今建設業はみーんな自粛で工事もかなり止まってるじゃん。
このままだと経済が死ぬ
飲食店が全滅、旅館やらホテル、旅行代理店も全滅。タクシーもバスも死んじゃう。
そうすると、そこに食材を卸している問屋も道連れに死ぬじゃん。
雑貨屋や服飾店もダメ。
となると、そこに商材を卸している問屋も死ぬじゃん。
となると、商品管理システムに対する需要も無くなってシステム開発業務も死ぬじゃん。「ハウスアプリ」みたいな需要も無くなるしさ。
当然、倒産する業者が多発すれば銀行も緩やかに死んでいくじゃん。
終わりが見えない自粛には耐えられない
もう「ずっとこのまま」が不可能なのは自明の理よね。
外に出たら疫病が蔓延している……。しかしこのまま家に閉じこもっていたら、今度は経済が死んで、結果的にお金が無くなって死ぬ……。
となると、この自粛体制からの「出口戦略」が必要になるじゃん。
でも正直いって「どうやってこの体制から脱却するつもりなのか」という指針が全く示されていないと思うんだよ。
この「目標なき自粛体制」って、人間の心理的についていけないと思うんだよ。
しばらくはいいよ、我慢できるよ。でも、いつまでもは無理。いつか破綻する。心理的にも、経済的にも。
「ニートが正義の時代が来た!」って喜べるのは、かつての俺を筆頭としたごく一部の人間(それもかなり不健全な)だけ。
それでも耐えるために
いつまでもは耐えられない。けど今は耐えないといけない。
ゴールが見えない我慢は、多大なストレスがかかるもんだと思うんだよね。そうなると結局不満となって噴出すると思うんだよ。
つまり、今耐えるために「いつまで自粛していればいいのか」が明確に示す必要があると思うんだよね。心理的なストレス軽減のためにさ。
なので「どうしたら自粛が終わりなのか」をもっともっと説明されるのが望ましいよね。テレビとかでさ。
そのためには、あけっぴろげに説明が必要だと思うのよ。
なぜ自粛しているのか? どうしたら自粛が終わるのか? って事をね。
なぜ「自粛」しているのか?
ここで言っている「なぜ」っていうのは「感染を防ぐためですよ」っていう意味ではなくて。
感染を防げば、コロナ患者は減るし、当然死者も減るよね。
でもそれって裏を返せば「え、じゃ感染しないために一生自粛してるんですか?」って話になってくじゃん。
もっと正直に「今、なぜ『自粛』しているのか?」って話をすべきだと思うんだよ。
医療崩壊せずに、緩やかに感染させたいのでは
今自粛している最大の理由は「いっぺんに感染すると病院がパンクするから」でしょ。
逆に「どうしたら病院がパンクしないですむのか?」と考えると、単純にいえば「みんな順番に、少しずつ感染して免疫作っていってください」ってことなんだと思うんだよね。
分かりやすくそう伝えるメディアは見たことないんだけどさ。
そりゃこの世間の風潮の中、堂々と「みんなコロナにかかりましょう!」なんて言ったらどんなリアクションが来るか分からないから避けてるんだろうけども。でも正直にそう繰り返し伝えるべきだと思うんだよなぁ。
100 年前のスペイン風邪
100 年前に大流行したスペイン風邪(インフルエンザ)の Wikipedia を読むと、このコロナ騒ぎもいつかは収束するということがなんとなく分かるんだけども。
世界規模で猛威を振るったスペイン風邪であるが、世界規模に広がったことにより、死亡者も甚大になった一方で、生き残った人たちは抗体を獲得することになり、それが感染の減少と繋がり自然消滅的に収束した。
スペイン風邪の致死率は概ね 10% 程。現状、コロナの致死率は 6 〜 7% 程。同程度に猛威を奮っている状態だけども、結局感染症は人を殺し尽くすことはないってこと。抗体を獲得すると、致死率はぐっと下がるし医療崩壊を招くことも無くなる。
結局、自粛の目的は
目的を簡単にまとめると以下だと思うの。
- 爆発的感染で医療崩壊をさせずに、緩やかに感染者数を増やして抗体を手に入れる
- 重症患者の致死率を下げる薬の開発・発見を待つ
だけど、医療崩壊させない程度に人々が抗体を手に入れるのも、収束させるためには必要なことだとも思うんだよね。
問題は、どうやってそれを両立するか。その手段を提示しないといけない。
まずは上記の目的を明確に出し、そしてそのための手段を示す。それが今政治に求められていることだと僕は思ってる。
緊急事態にリーダーシップを取れると思ってウキウキしている都知事の顔を毎日放送することは、全然重要な事じゃない。
どうしたら「自粛」が終わるのか?
なんか、かつてウイルス学者が言ってた事がテレビで紹介されていたのだけど(これをもっと大々的に繰り返し報じるべきだと思うけど)、国民の 6 割が感染すれば収束に向かうっていうのが免疫学的見地から言えるらしいの。
これは「無神経だ!」と批判するような話じゃなくて「じゃ、どうやって安全に免疫を獲得できるようにコトを進めるのか」っていう手段とワンセットにして論じなければいけない話。
6 割が感染するのは、根源的なゴールと言えるのね。スペイン風邪の例によればだよ。
でも「 6 割が感染するまで放っておきましょう」
っていうのでは、さすがに無神経。感受性なさすぎ。
致死率 10% 弱の疫病を放置するってのは、さすがに無策すぎる。
どうやってダメージをコントロールするのかも合わせて言ってくれれば、経済的ダメージを最小にしつつ、致死率も最低限に抑えることができるように皆が行動できるハズ。
そして抗体を多くの人が獲得すれば重症化リスクを低く抑えつつ、現状のインフルエンザ程度の扱いに(つまり人々が日常生活を取り戻せる程度に)できるハズ。
出口が見えないのはなぜか
人の生命がかかっていることなので、政治家は軽々しく対応を決められない事は分かる。しかし非常事態だからこそ、人々を納得させる理由と戦略を出すのがそういう人たちの仕事。
政治家は結局「コロナで国民が全滅することはあり得ない」という事は知っている。悪くても 10% の人が死ぬ「だけ」ということを知っている。
その 10% のために、残り 90% が困窮する「ステイ・ホーム」をいつまでも続けられないことも知っている。
ただ、それを言うと一気に支持を失って失脚しかねない。世論が「出口戦略」の登場を待つ雰囲気の醸成を待っていると言える。
出口が見えないのは、政治家が自分の立場を守るために見せていないだけ。「今すぐ手を打たなければ疫病で国が滅びる!」とは思っていないから。
そうでなければ「コロナの特効薬」という肩書きを得るためにアメリカ製薬業界が他の国の薬を締め出そうとしている現状になるわけがない。どうせ放っておいても滅びないんだから、金儲けの話を優先させているってことじゃん。
今アメリカがやろうとしていること(アメリカ流出口戦略)
アメリカは今、コロナで 7 万人死んでるらしいんだよ。かなりの蔓延状態なんだけども、もう自粛やめようぜって言ってるじゃん。
「市民が自由を求めるデモ」(つまり「市民が自粛終了を求めている」という声として)を利用して、自粛活動にピリオドを打とうとしているワケ。これが自発的なデモなのか、それとも政策的なデモなのかは知らないけれども。
かなり強引だけど、トランプ的には「 10% の人が死ぬのは仕方ない事」という本音がどこかにあるんだろうね。
だって 15 万人が死ぬかもしれない、という試算が出ているらしいけれど、ぶっちゃけ 15 万人なんてアメリカ国民の 0.05% だよ。 0.05% のためにアメリカ経済全部がブッ潰れてしまうなんて、合理主義的なアメリカ人には耐えられないでしょ、きっと。
それが仮に 30 万人( 0.1% )死のうが 300 万人( 1% )死のうが、全体の効率から言ったらとんでもなく分が悪い「自粛」なわけ。
だったら(言外に「 300 万人死のうが知ったこっちゃない」という思いが滲みつつも)経済活動の正常化に強引に舵を切ったとしても、アメリカ国民的には「合理的」と解釈されるんじゃないかな、と。支持を失うことは無いという算段なんじゃないかと思うワケ。
日本でも同じ事ができるか?
アメリカは、合理主義的な国民性もあって結構強引な幕引きでもいけると思ってるようだね(少なくともトランプはそう判断してる)。
でも、同じことを日本でできるかというと、そうじゃない。日本人は情緒的だし、合理性で政策を判断してくれない。コロナによる死者が 100 万人(致死率 1% )も出たら、即座に政治問題になる。
そのため、日本には日本独自の出口戦略を作らなきゃいけないと思うんだよね。アメリカの真似はできない。
最優先なのは、国民の情緒。「まぁそれなら非常事態宣言を終了しても構わないなぁ」と納得させるというアピール力が問われる。
日本政府はそういうのヘタクソだけども。
そして「今やってる自粛は期限付き。あと少しで終わる」という筋道が必要。それによって、ようやく特別融資とか手形不渡りの猶予とかが効果を出せると思う。
「これで生命の危機は遠のいた」と思わせる筋道をつけて希望を示せば、国民はついていける。
10 万円配ればオシマイって話じゃない。
日本の出口戦略は?
大前提として致死率を可能な限り低く抑えないといけない。
そのためには、重症患者向けの薬の用意が最優先。
今、色々と研究が進んでいて臨床実験では効果が認められる薬がいくつかあるけど、これをすぐさま認可する必要がある。
100% 治る特効薬でなくとも、十分な回復率が出せれば国民は納得できる。
その上で、国民が納得できる「今後のストーリー」を大々的に説いてほしい。
- 今のまま、ずっと自粛するわけではありません。
- 医療体制の崩壊を招かないため、今この時だけ蔓延防止をお願いしています。
- 国民の生命を守るため、コロナ用医薬品の認可を急いでいます。認可の目処は○月○日です。
- 医薬品の認可に伴い、非常事態宣言は終了となります。
- 医薬品の認可と同時に、新型コロナウイルスへの感染は感染症分類では「新型インフルエンザ等感染症」に指定します。
- 毎年抗体検査を行い、国民の 6 割が罹患したと確認されれば、感染症分類をインフルエンザと同等の 5 類感染症に指定し直します。これには 5 年〜 6 年程度の歳月が必要と試算しています。
こういう「今後の想定ストーリー」を国民と政府で共有することで、みんなで耐えていく事がより前向きにできるようになると思うんだがね。
結局、当たり前の話じゃね?
書いてみて思ったけど、なんか当たり前の話だったね。長々書くのがバカバカしいほどに。
でも、それが今できてないよ。
「なぜ今自粛が必要なのか?」「いつまで自粛していればいいのか?」を示す事ができなければ、政治は信頼を失っていくと思うんだよなぁ。だって指針を示せないリーダーについていけないでしょ。
「非常事態宣言を終了します。90% 以上の人は軽症で済みますが、重症化した人にもいい薬があるから大丈夫」
たぶん、政治家はこれを言いたくて言いたくて仕方がないんだと思う。けど、それを納得してくれないだろうなぁ国民は〜、とか思って二の足踏んでるんだろうね。
国民が納得しないのが悪いんじゃなくて、ちゃんと納得させようと努力してない政府が悪いんだよ、ハッキリ言って。
ちゃんと考えて国民を納得させて、ちゃんと筋道通りに進んで欲しい。
いつまでも世論の盛り上がりを待っているんじゃ政治家失格だと思うんだ、僕は。
14 件のコメント:
comment id : 822690358951296827
納得させようと努力していないのではなく、致命的なまでに宣伝が下手くそなだけだと思います
給付金などの申請ガイドラインも、説明してはあるんです
ただ、検索しない人には伝わらない
Twitterなどで有志の方が色んな政府の施策説明のURLをツイートしていたりしますが
Twitterはフォローしている人からの情報しか来ない、恣意的な取捨選択の為されている場なので、気にしている人にしか届かない
本来だったらそういったHPを紹介するのはマスメディアの役目なんでしょうが、なされていないですよね
個人的な意見なんですが、センセーショナルな情報のみを、自社の政治理念に基づいて伝えるマスメディアは役目を果たしていないように思われます
マスメディアも企業である以上、人目を引いて利益を上げないといけないのでしょうから、多少は仕方ないのかもしれませんが
また、日本政府は最初からコロナ対策の目的を「ピークを遅らせること」「感染者ではなく死者を減らすこと」と説明していたように思います
つまり、感染者数を把握しても仕方ないのです
感染しても無症状の人、軽症の人もいますし、何より検査薬の正確性が保証されていない
そんな中で検査数を増やしたところで、検査する場での感染が激増するでしょうし、無症状の偽陰性の人が「陰性だ!」とあちこちに出掛けてしまったら菌をばら撒くことになりますし、偽陽性の人が医療を圧迫することにもつながります
検査数が少ないのは、症状が出ていてかつ検査が徹底的に行われ、確実に陽性だとなった人だけに治療を回すことで、医療崩壊を防ぐのが目的です
他国とは狙いがそもそも違うのですから、政策の比較には意味がないかと思われます
長々と失礼いたしました
comment id : 6102043013873021542
色々とありますが…
新型コロナウイルスはかなりのステルス性をもっていてかなり厄介
抗体は免疫保証なしとWHOから発表あり、風邪やインフルエンザ同様ですが
加えて一定数重症者、死者も出るので集団免疫は危険、それを目指したイギリスの死者がどんどん増えています
「集団免疫を目指した緩やかな感染拡大」ではなく、「医療崩壊を防ぐために感染拡大」でもなく、「医療崩壊の為に救えるはずの命を取りこぼさない」ために医療崩壊を防ぐのであり、感染拡大を緩やかにするのだったと思いますが。
感染者の90%ではなく80%が軽症者と認識していますが、それでもこのウイルスは医療リソースを必要とする人が多いのも事実、医療崩壊に繋がりやすいのです。
今、経済再開させる指標、PCR検査の適応指標の見直しなど、出口を見つける為にどんどん改変させてってると思うんですけどね。
未知数で新たなウイルスなのだから、100%正解の対策なんて分かりません。どんな対策を打とうとも、どこからか必ず批判はくるし納得しない人は必ず居ます。
この状況が続くのは辛いですね、出口が見えないから。
今出来ることは、自分を守るため、大切な人を守るため、そして大切な人を救ってくれる医療従事者を守るための自己防衛です。手洗いしかり、自粛しかり。
最前線でウイルスとの戦争に戦ってる医療従事者に感謝し、無事を祈り、自己防衛に努めたいです。
失礼しました。
comment id : 1119127650915032681
> 納得させようと努力していないのではなく、致命的なまでに宣伝が下手くそなだけだと思います
結果的に、私と言いたいことは同じかなと思います。「国民を納得させられない」が現状ですからね。
> 個人的な意見なんですが、センセーショナルな情報のみを、自社の政治理念に基づいて伝えるマスメディアは役目を果たしていないように思われます
メディアは啓蒙的な活動にもっと力を入れて欲しい、と同意する部分が半分。
視聴者側が求めている情報をメディアは出しているだけ、つまり視聴者側のせいでは? という部分が半分ですね。私の感想としては。
> 感染者数を把握しても仕方ない
それは違うと思います。感染者数・地域などを把握するところから対策が始まるのではないでしょうか。
検査数を増やし、無自覚感染者の割合などを把握して市中の何 % が感染済みなのかどうか、感染速度は他の感染症と比較してどうか、他の国と傾向は同じか、などを把握するのが肝要かなぁと思いますね。
まぁ抗体検査でいいでしょ、ってのは思いますけどね。正確性が低くても統計的に問題ない数検査すればいいし。
> 他国とは狙いがそもそも違う
たぶん違わないと思います。
どこの国も「薬がなければ死者数が増えるから自粛」の精神ではないでしょうか。
で、自粛をやめる条件は「いい薬が見つかる」 or 「抗体を取得した割合が高い(=蔓延が終息するはず)」かなと。
私が言っているのは、その「自粛をやめる条件」を明確に指し示していないことです。
comment id : 3507796213841656590
> 「集団免疫を目指した緩やかな感染拡大」ではなく、「医療崩壊を防ぐために感染拡大」でもなく、「医療崩壊の為に救えるはずの命を取りこぼさない」ために医療崩壊を防ぐのであり、感染拡大を緩やかにするのだったと思いますが。
確かに、明確に集団免疫を目指しているワケではないですね。私の文章には語弊がありましたね。すいません。
・医療崩壊は絶対 NG ⇒対策がない今は、とにかく自粛
大枠では、こういうスタンスだと思います。
では逆に医療崩壊しなくなる条件ってなに? と考えると「いい薬ができて医療機関に負担がかからなくなる」 or 「免疫を取得して、そもそも蔓延が終息する」のどちらかだと思います。
手っ取り早く経済活動を正常化するには
「いい薬ができたから、もう罹患しても大丈夫ですよ」
っていうのが一番かなと思います。それは、裏を返せば「患者数の再拡大」を意味するという認識です。
・薬の力で死者を減らす
・みんな罹患して抗体を入手すれば、数年で蔓延は終息する
その両輪なんだと思っています。
私が言っているのは、こういう指針を明確にして欲しいなぁということです。
comment id : 7166650044372579088
一度罹患した患者が再度罹患している、という報告もあるそうですが…
その点はどのように了解してらっしゃるのかが気になります
comment id : 7703652298157415006
亜種じゃないですかね。それか誤検出か。
もし「抗体ができないウイルスの可能性が!」って意味で言ってる場合、それなら人類の終わりかと思います
comment id : 6533466708146916946
まず、コロナウイルスというのは風邪の原因菌の一種です
その新型が、現在のCOVID-19です
風邪を根治する薬というものは今現在も開発されておらず、対症療法の薬しかありませんよね
また、風邪は一度かかったからと言って二度とかからない、はしかのような病気とは違いますよね
つまり、COVID-19も再罹患する可能性はある訳です
(抗体ができないわけではなく、抗体は風邪が治った時点でなくなる)
再罹患した患者さんが、完治したと判断されたときに偽陰性だった可能性もありますが…
(亜種に変異するには早いかと。再罹患した方の話は2月末のことなので)
(また、偽陽性の可能性も低いかと思われます。日本での話なので、PCR検査の他の検査も併せて行われているので)
comment id : 46419077728136227
>>感染者数・地域などを把握するところから対策が始まるのではないでしょうか。
どのような対策が始められるのでしょうか。
現状、特効薬はなく、出来ることと言ったら顔を触らないため、飛沫感染を防ぐためにマスクをすることや手洗いうがい、感染しそうな場所を避けること程度ですが。
>>把握するのが肝要
把握したところで、次に打つ手がないのではないでしょうか。
また、大量検査の場で感染爆発する可能性などは考えておられますか?
検査するための、人的、物的リソースについても考慮されておられますか?
検査する際に罹患者に接触した恐れのある検査着は、1回ごとに交換・消毒せねばならないのはご存知かと思います。
抗体検査をするとしても同様ですよね。
大量検査することはすなわち、大勢の人間が1箇所に集まるということです。
以上のことから、大量検査の無意味さ、感染者数の把握の無意味さを述べました。
>>死者数が増えるから自粛
他国の場合、正確には「感染者数が増えるから自粛(ロックダウン)」ですよね
さらに言うなら、「感染者数を減らすことで死者数を減らすためのロックダウン」の方が正確ですよね
日本の場合は「死者数を減らすための自粛」なので、全ての感染者数そのものは考慮してないかと
自粛解除の条件は政府から「直近2週間の新規感染者数が一定数以下」と提示されたので、目処がたって良かったですね
comment id : 5416141978631784303
コロナウイルスの感染を予防する為の対策は出てると思いますが…何かその他の対策の事でしょうか?経済対策?
なぜ「薬ができたから大丈夫」の裏側が「患者数の再拡大」を意味するのでしょうか?
患者数の拡大は現場の人達に対して過酷な言葉に聞こえます(薬があったとしても)。
救うべき患者はコロナウイルス患者だけではありません。もし魔法のような薬ができたからといってインフルエンザ以上に重症者が出るウイルスの罹患者が増えるのは危険と思っています。「救える確率の高い治療ができる」ことはとても大切ですが、死者が出ない為にも、コロナウイルス患者やそのほかの患者を救う為にも、そして医療従事者にとっても、「感染しないこと」が1番。治療の必要がないことが1番です。
みんな罹患して抗体を入手し蔓延が終息するのであれば、インフルエンザもすでに終息している気がします。インフルエンザ以上に感染力も重症化率も高い、本当に厄介なウイルスができてしまったものです。先にも書きましたが、抗体に免疫保証なし、抗体ができないこともある、それが風邪やインフルエンザや今回の新型コロナウイルスです。そういうウイルスは存在しているのです。ちなみに病原性の変化がある程の変異は今のところないとされています。
重症化しても良い薬があるから大丈夫というこを言いたくて仕方ないのではなく、実際重症化するととても危険なウイルスなのです。承認されている薬も確実に回復するわけではありません。
出口戦略や自粛解除についてだんだん指標が出てますね。良かったです。
とにもかくにも、自己防衛に努め、自粛をし、早く安全性の確認されたワクチンが出来ることを祈ります。そして前線で武器が減りつつ恐怖の中で戦ってる医療従事者への心ない言葉が減り、負担も減ってほしいと思うばかり。
comment id : 877648061144935103
まったく同じウイルスに短期間に二度感染したという根拠ないですよね? 専門家が可能性低いと言っている事になぜそこまで拘泥するのかは分かりませんね(おっしゃるとおり抗体が弱まってから二度目の感染をする可能性を否定しているわけではありません)。
新型コロナはおっしゃるとおり風邪やインフルエンザの原因の一種ですよね。ということはある程度広まれば、スペイン風邪と同様に終息する可能性もあります。
また MERS は子供の頃感染する機会を失い抗体ができていない結果、大人で初めて感染して重篤な症状を発生させているのではないかとの見方もあります。
世の中に広く存在する状態で生きていけば、そのうち耐性がつくっていうのが一般的な見方ではないでしょうか。
もしその見方が間違っているとお考えならば、どのようにすべきとお考えなのかを書いていただければ話は早いかと思います。
comment id : 3822451302122744446
世に広く存在する状態で生きていく、つまり自粛などせずに通常通りの生活を行うのか、
現状通りの自粛から「直近2週間の新規感染者数が一定数以下」になってから自粛解除を行うのか、
という2択でしたら、私は後者の方が良いかと思います
集団免疫に任せようとした国の死者数の推移を見ても、集団免疫が機能するようになるには相応の時間が必要だと考えられるからです
また、免疫が一時的な物であると仮定すると、集団免疫は機能しにくいとも考えられます
更に、集団免疫が機能するまで医療崩壊せずにいられるか、と考えると答えはNOではないでしょうか
他の病気の患者だっているのですから
>>そのうち耐性がつく
それまでにいったい何人が亡くなるのかを考えると、安易な自粛解除は得策とは言えないかと思われます
comment id : 688342393611954518
> 現状通りの自粛から「直近2週間の新規感染者数が一定数以下」になってから自粛解除を行う
ご意見の意図は分かりました。
しかし、それだと自粛を解除して再び感染者数が増加に転じた場合(まず間違いなくそうなりますが)再び自粛することになると思います。
つまり自粛体制は延々と継続されていきはしませんか? 「もう自粛はしない」と言える日はいつ来ると考えますか?
私が思いつく選択肢は、簡単に言えば以下の 3 つです。
1) 無防備
⇒ 100 万人が病死
2) このまま自粛継続
⇒ 0.1 万人が病死、 1 億人が困窮
⇒治安悪化、最悪の場合戦争
3) 薬を用意して自粛解除
⇒ 1 万人~ 10 万人が病死(薬の効果により不定)
⇒ウイルスの経験則的に最速 2 年、遅くとも 5 ~ 6 年で終息
4) 生活様式を根底から変えて人との接触を可能な限り絶つようにする
⇒ 0.1 万人が病死
⇒その大きな変更を日本の隅々まで本当にできるのか?
この中で 3 を選ぶべきだし、そのように政府が説明すべき(しかし国民情緒が気になって黙っている)というのが本文の意図です。
あなたは 4 を選ぶべきというお考えのように見受けられます。それはちょっと実現性低いんじゃないのかな、っていうのが私の意見です。
>>>そのうち耐性がつく
>それまでにいったい何人が亡くなるのか
だからこそ、逆に「解除する理由」が必要です。そのために新薬の認可を急ぐ必要があると考えています。
感染者数が減ったことは自粛解除の理由になりません。どうしてか分かりますよね。
comment id : 517825118239715670
>>>感染者数・地域などを把握するところから対策が始まるのではないでしょうか。
>どのような対策が始められるのでしょうか。
どのような対策が始められるかは、傾向を把握しなければ分かりません。ですので検査しないよりはした方がいいと思います。
ただし、検査して陽性だったら即入院( or 隔離)の状態だと誰も協力してくれないとは思いますけどね。それに病院もパンクするでしょうし。医者も患者も検査してくないんじゃ、検査数は増えませんね。
>>>把握するのが肝要
>大量検査の場で感染爆発する可能性などは考えておられますか?
>検査するための、人的、物的リソースについても考慮されておられますか?
検査の場で感染爆発する可能性は考えていません。検査で感染が拡大する可能性は十分に低いと考えています。私が素人だからそう考えているだけかもしれませんが、ニュースで「検査で感染拡大した」という国の話は(対応がマズかったクルーズ船以外では)海外含めても聞いたことがないので、十分に留意すれば大丈夫なんだろうという認識です。
またリソースも、できるだけ確保して、できるだけ数を増やせばいいという考えです。誰かの多大な犠牲のうえに成り立つ検査をして欲しいわけではありません(もちろんサンプル採取する人にリスクがあるのはわかりますが、それは必要なコストという認識)。
>他国の場合(中略)「感染者数を減らすことで死者数を減らすためのロックダウン」
>日本の場合は「死者数を減らすための自粛」なので、全ての感染者数そのものは考慮してないかと
その違いが私には分かりません。どちらも死者を減らす(および病院のパンクを防ぐ)ことが目的と読めます。
>自粛解除の条件は政府から「直近2週間の新規感染者数が一定数以下」と提示されたので、目処がたって良かったですね
再び感染拡大した時に、再び自粛となるのでは意味がないと感じています。
「もう自粛しないプラン」を示して欲しいのが私の意図です。
comment id : 806367916346641606
>なぜ「薬ができたから大丈夫」の裏側が「患者数の再拡大」を意味するのでしょうか?
「薬ができたから大丈夫(だから自粛解除)」という意味で書きました。自粛を解除すれば患者数は再拡大すると思います。
>インフルエンザ以上に重症者が出るウイルスの罹患者が増えるのは危険と思っています。
私もそう思います。ですので、今の時期の自粛には賛成です。致死率 10% 弱の疫病が流行っていて、いい薬がない状態では止む無しだと思います。
>「救える確率の高い治療ができる」ことはとても大切ですが、死者が出ない為にも、コロナウイルス患者やそのほかの患者を救う為にも、そして医療従事者にとっても、「感染しないこと」が1番。治療の必要がないことが1番です。
私もそう思いますし、現に 2003 年に流行した SARS-CoV は現在患者数 0 らしいですからね。そうなるのが望ましいと思います。
ですが今回の新型コロナウイルス( SARS-CoV2 ) はこれだけ世界的に広まってしまうと患者数が 0 になるのは難しい、というのが専門家の見立てのようです(私は素人なので「そうなんだぁ」程度の認識ですが)。
そうなると、対策としては「かからないこと」ではなくて「かかったらどうするか」に移行していくものなんじゃないでしょうかね。今後世の中に広く存在するウイルスになっていくんだと思いますので。
>みんな罹患して抗体を入手し蔓延が終息するのであれば、インフルエンザもすでに終息している気がします。
インフルエンザは極めて変異しやすいため、抗体で完璧に封じ込めることはできないそうです。確認されているだけで 120 種類以上のインフルエンザ株があるとかなんとか、どこかで読みました。
今回の SARS-CoV2 は、インフルよりは変異しづらいけれど、それでも半分ぐらいは変異するらしいです。ですので、ちょっと繰り返しになっちゃいますが、ここまで広まったら完璧に封じ込めるのは無理(変異するから)でしょうとのこと。
>インフルエンザ以上に感染力も重症化率も高い、本当に厄介なウイルスができてしまったものです。
おそらくここの認識が私と大きく異なります。
私は「人類が初めて接したウイルスのため、重篤化する例が多い。しかしある程度免疫ができれば症状は軽くなっていくハズ」という考えでいます。
根拠としては
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/pandemic/QA02.html
ここの「○ 香港インフルエンザ(1968-1969)」にあるように
”直前のパンデミックがH2N2亜型であり、香港フルのH3N2とN2を共有していたため、これに対する免疫が防御的に働いたとの説が多くあります(Schulmann JL, Kilbourne ED.1969.; Stuart-Harris C. 1979.; Monto AS, Kendal AP. 1973.; Viboud C, Grais RF, Lafont BA, et al. 2005.)。また、H2N2に対するワクチンにより、H3N2感染を54%減少させたという報告(Eickhoff TC, Meiklejohn G. 1969.)もあります。
仮に亜種ができてそれに罹患しても、すでに体内にできている抗体により症状はかなり緩和される(つまり通常のインフルエンザのような扱いにできる)のだろうと思われるためです。
今は「感染したらヤバい」という認識でいるのが正しいでしょう。
ですが医療崩壊さえ起きなければ、数多くの人が抗体を手に入れるのが症状緩和につながり、ひいては医療崩壊を起こさなくなるのだと思います。抗体であればワクチン投与でも効果がでるかもしれませんし。
ただワクチン開発は 18 か月ぐらいかかるらしいので、それまではかなり注意しなければならないウイルスであり続けるでしょうね。
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